松井常松 Official WebSite.

松井常松
2010.12.25
「クリスチャンではないけれど」

当たり前のことだけど、
人は皆、平等ではない。

 

生まれ落ちる環境も様々だし、
身体的な特徴も様々だよね。

 

更にはその身に起こる出来事だって、
十人十色。

 

全身で至福を感じる時もあれば、
深い悲しみや虚しさに苛まれる時だってある。

 

もしくは、悲しみの日々の中に育ち、
何の救いも無いままに、人知れず、
ひっそりと閉じられる人生もあるのだろう。

 

人生の目的とは何か。
人間とは何か。
この世界とは何か。

 

本当の答えなんて誰も教えてくれないし、
じつは誰にもわからない。

 

だけど、この日だけは、
自分のことだけじゃなく、
自分の家族のことだけでもなく、
別の世界の人々にも想いを馳せて、
何かを誓えたらいいなと思う。
祈ることが出来たらいいなと思う。

 

せめてこの日だけでも…..

 

遅くなってしまったけれど、
ディナーショー、最高でした。
ありがとう。

 

20101225

2010.12.16
「Unclassifiable」

ネットで調べると、「未分類の奇形」
「ジャンル分けできないモノ」とあった。

 

何の話かというと、
「iTunes」にCDを読み込ませると、
いろいろな情報が表示されるけれども、
僕のファースト・ソロアルバム、
「YOROKOBI NO UTA」を取り込むと、
「ジャンル」の欄にこう表示される。

 

「Unclassifiable」と。

 

今まで誰も聞いたことのないような音楽、
自分が一番聞いてみたい幻のような音楽、
そういうモノを夢見ていた。
そういうモノを目指していた。
それが僕の、ソロワークの原点だった。

 

あれから20年過ぎ、
様々な試行錯誤の連続だったけれども、
音楽に対するそういう思いは、
いつも気持ちのどこかに必ず持ち続けてきた。

 

それはライブでも同じこと。
自分にしか出来ない、オリジナルな空間、
オリジナルな時間の流れ、
そういうことを、もっともっと突き詰めていきたい。

 

どんな会場であっても、
どんなシチュエーションであっても、
その時の自分を100パーセント解放したい。
それこそが自身の魂を揺さぶることであり、
何かを共有できる瞬間であり、
生きている「YOROKOBI 」だと思うから。

 

久し振りの高崎でのライブ、楽しみです。

2010.12.01
「無題」

京都や鎌倉でもなく、
束の間だけど、深大寺に癒されました。
紅葉、鮮やかでした。

 

TS3I0210

2010.11.29
「無題」

あらためまして、
NAGOYA、OSAKA、ありがとう。
楽しかった。

 

今日こそは、
一言も話さずに演奏を始めようって、
いつも思うんだけど、
でも、やっぱり無理だった。

 

楽屋からステージに上がって、
会場を見渡した瞬間、
みんなの顔を見た瞬間、
嬉しくて、口元がほころんでしまうんだ。
何か話し掛けたくなってしまうんだよ。

 

いつも来てくれてる人達はもちろん、
2度目の人、3度目の人、
それから、初めて遊びに来てくれたであろう人達、
みんなの期待を感じた瞬間、
嬉しくて、つい、口を開いてしまうんだよ。

 

早く笑顔が見たいからさ。

 

それぞれ、いろんな日常があると思う。
いろんなモノを、抱えていると思う。
でも、僕と一緒に過ごしている間だけは、
すべて忘れて楽しんでもらいたい。
ほっと安らぐ時間を作ってあげたい。

 

ナイロンナイツを始めてから、
そう思うようになってきた。

 

僕には音楽というツールがある。
だけど、それだけじゃ足りないんだ。
もっと、もっと…..

 

だから、気がつくと、
つい、ね。

2010.11.28
「おやすみなさい」

帰宅しました。

最高の2日間でした。
また、みんなに元気をもらいました。

いつもありがとう。

おやすみなさい。

 

101128_1120

2010.11.20
「もうすぐ」

寒くなってきたね。
ちょっと前までは、
Tシャツに上着くらいで大丈夫だったのに、
最近はもう、部屋の中でもウールが手放せません。

 

来週末は久し振りの名古屋、大阪です。
今回も一人旅なので、
いつも以上にまた、まったり、ゆったり、です。

 

大雑把に選曲はしてあるけれども、
その場の気分や、空気感を大切にしたいので、
臨機応変にやらせてもらおうかと思っています。
それも一人旅ならではの楽しみ方だから。

 

メールで質問などもいただいているので、
そういうことにお答えする時間も作ろうかなと。
コラムとか、
活字というか文字で答えてしまうと、
何だか公式なコメントみたいになってしまいそうだけど、
ライブ会場だったら、
世間話レベルで、軽く受け取ってもらえそうだしね。
「際どい質問」にも、その場のノリでお答え出来るかも。
なんてね。

 

ライブ当日まで、まだ少し時間があるので、
質問とか、聞いてみたいこととかあったら、
メールに書いて気軽に送ってみてください。

 

それでは、
インフルエンザとか、ノロウィルスとか気をつけて。
元気な姿で、会場でお会いしましょ。

 

楽しみです。

2010.10.16
「無題」

20年来の友人から、
こんなメールをいただきました。

 

 

「あの有名なピカソって、
あの人ほど絵画のスタイルを変えた画家っていないけど、
描くことに情熱を燃やし続けた人でしょ。
ココ・シャネルは常に新しいモードを作り出しても、
シャネル・スタイルは永遠のものになったわ。
いくらどんな技法を使っても、ピカソやシャネルが作り出すものは 変わらない。。。
昔はそれがなんのことかよくわからなかったけど、
松井さんのライブでそのことを思い出したの。
松井さんは、ずっーと松井常松なんだなぁって・・・
ベースでもアコギでも誰か別の人が歌っていても。
そんなこと当たり前なんだけど・・・」

 

 

ピカソやシャネルには、
ちょっと申し訳ない話だけど、
うれしい言葉でした。

 

自分の胸の内では、
いつもそう信じてやってきたことだけど、
他の人にはわかってもらえないと思っていたことだから。

 

でも、もしかしたら、
みんなもわかってくれているのかな。
だから変わらず、ライブに足を運んでくれるのかな。

 

どんなことがあっても、
何歳になっても、僕の本質は変わらない。
今までも、そして、これから先も。

 

ステージの上では、
いつも生身の松井常松です。

2010.10.06
「無題」

みんなからのメールやお手紙を読んでいると、
本当に、いろいろな人生があるんだなと思う。

 

手に入れたモノ、背負っているモノ、
楽しいこと、苦しいこと、
みんな、それぞれ違うんだけど、
でも、みんな頑張って、今日を生きている。
明日を、より良い日にしようと頑張っている。

 

僕も同じだよ。
みんなと同じだよ。

2010.09.19
「芸術の秋?かな」

少しずつ涼しくなってきたね。
みんな元気ですか。

 

スポーツの秋、芸術の秋とかいうけれども、
本当に、何をやっても気持ちのいい季節だよね。

 

晩秋の「ナイロンナイツ・アローン」のために、
今までアコースティックでは披露していなかった曲を、
いろいろとギター1本で探り始めています。

 

例えば、アルバム「DEEP SKY」以降の曲の中には、
リズムとベースを中心に作っていった曲が結構あって、
そういう曲を、歌とギターだけで再現するのは難しいな、
なんて思い、最初から手をつけていなかったんだけど。
少し前に「PICARESQUE」という曲をやって以来、
その作業が面白く感じ始めてきました。

 

「この曲の命は、このベースのリフだ!」
なんて、当時は得意になっていたものだけど、
今、こうしてギター1本でリトライしてみると、
特にそんなこともなく…
むしろ、歌詞とメロディの面白さに気づくことの方が多い。

 

曲が新しく生まれ変わっていく現場は、
あたかも、自分の魂も磨かれて、
シェイプアップしていくような高揚感に包まれます。
まあ、錯角なんだと思うけど。

 

それにしても、やっぱり音楽は深いな。

 

そんな当たり前のことを、
今更ながらに、再々発見している、今日この頃です。

2010.09.10
「ありがとう」

あらためまして、
みなさん、本当にありがとう。

 

申し訳ないくらい、
プレゼントもたくさんいただき、
またそれ以上に、
お祝のメールもたくさんいただきました。

 

いただいたメールには、
なかなか返信は出来ないけれども、
すべて、じっくりと読ませていただいています。

 

いつも励みにしています。
みんなの気持ちがうれしいです。

 

これからも、よろしくね。

2010.09.07
「帰宅しました」

今日はありがとう。
みんなのお陰で最高の誕生日になりました。
正確には1日先取りだけどね。

 

サプライズも嬉しかった。
また、たくさんパワーをもらいました。

 

いつもありがとう。

 

おやすみなさい…..

2010.09.06
「離れていても」

明日は久し振りの東京でのライブです。

 

メール、たくさんありがとう。

 

楽しみにしてるって言う人と、
平日だから行けなくて残念だという人と。

 

どちらの思いもちゃんと伝わっています。

 

来れない人達の心にも届きますように…

 

そういう思いでステージに上がり、
そういう気持ちで歌います。

 

だから、大丈夫。
「離れていても」大丈夫。

2010.08.27
「Tシャツ」

黒白反転 Tシャツ作ってます。
5枚だけだけど。

 

サイン入れて、
目黒の会場に持って行きます。

 

当たるといいね。

 

20100827

2010.08.24
「あの頃僕らは」

僕の出身地である、
高崎市が主催で開催された高校生バンドのコンテストに、
特別審査員という名目でご招待を受け、
参加させていただいて来ました。

 

みんな夏休みを返上して、
毎日この日のために頑張って来ていたわけだから、
その情熱が伝わらないはずがなく、
各バンドそれぞれの個性が輝いて、
完全燃焼している姿がとても美しかったです。
まるで高校球児達の熱戦を見ているような、
そんな清々しい気持ちにさせてもらった一日でした。

 

全バンドの演奏が終了し、
審査結果の発表までの20分間、
ゲストとしての演奏もさせていただきました。
といっても、ゆったり話しながらだから、
実際に演奏させていただいたのは2曲だけだけど。

 

「あの頃僕らは」を歌っていて、
とても不思議な気持ちになりました。
だって、僕にとっての「あの頃」は、
彼らにとっては「まさに今」なわけだから。

 

時を超えた空間の中で、
真剣な眼差しで聞いてくれている彼らの中に、
「あの頃」の自分を感じた瞬間でした。

2010.08.20
「ピックバッジ」

久し振りに覗いた代官山のあるお店で、
見つけてしまいました!
「ピックバッジ」

 

急いで帰宅して、 自分のピックでマネしてみたら、
ご覧のとおり、いい感じ。

 

皆さんにもお裾分けしましょう!

 

といっても、

 

数に限りもあることなので、

 

9/7のライブ会場限定とさせていただきます。
当日、遊びに来てくれた人達、
全員に、もれなくプレゼントします。

 

どうだい?
なかなかの男前だろ?

 

100820_2354

2010.08.02
「暑中お見舞い申し上げます」

毎日暑い日が続いているけど、
皆さんお元気ですか。

 

僕はちょっと気を抜いてしまい、
軽く夏風邪ぎみです。

 

今年はこのまま残暑も厳しいらしい。

 

身体からのサインに注意して、
疲れていたら無理をせず、ゆっくり休みましょう。

 

みんなの笑顔が僕の勇気の源だから。

 

来月、またみんなに会えるのを楽しみに、
この暑い夏を乗り越えていこうと思います。

 

TS3I0110

メールもありがとう。

2010.07.14
「無題」

いつもメールありがとう。
楽しく読ませてもらってます。

 

9月にライブ、計画中です。
久し振りの東京です。
いつもどうりのアコースティックライブです。

 

今週末には詳細を発表できると思うので、
楽しみにしていてください。

2010.06.16
「無題 」

今日は暑かったね。
みんな、どんな一日を過ごしていたんだろう。

 

ちなみに、僕は、
何にもしない一日でした。(笑)

 

鎌倉、名古屋、京都、
そして、前橋、
もれなく、全部、楽しかったな。

 

いつも思うことなんだけど、
僕は本当に幸せ者だなって。
それは人間だから、
たまには辛いことや悲しいこともあるよ。
でも、ステージに上がる度に、
みんなの笑顔を見る度に、
そんなこと全部忘れちゃうんだ。
今の自分が一番好きだって思うんだ。
過去のどんな瞬間の自分よりも、
今、この瞬間の自分が、一番好きだって思うんだ。

 

だから、早くまた、ライブやりたいです。
早くまた、みんなに会いたい。

 

そんな想いに耽り、
何にもしない一日でした。

 

100531_2100

2010.06.11
「ありがとう!名古屋、京都。 」

初めての一人旅、楽しかった。

 

いつもよりずっと近くに
みんなを感じることができたし、
いつも以上にリラックスして
自分を解放することができました。

 

メールもたくさんありがとう。
みんなの気持ち、心が嬉しかった。

 

また秋頃にでも、
ぶらりと行けたらいいなと思っています。
一人旅。

 

話は変わって、今週末は前橋です。
こちらは、もはやスタンダードとなった感もある、
「ナイロンナイツ・バンド」での演奏。
いつもの心強いメンバーに囲まれて、
僕自身、そのサウンドのワンピースとなって、
アンサンブルに溶け込みたい。

 

こちらもまた、楽しみです。

 

100606_1050

2010.05.23
「高尾山」

爽やかで、
気持ちのいい天気が続いていたので、

 

朝の公園をゆっくり散歩したり、

 

気まぐれに、
高尾山まで散策に行ったりしてました。

 

じつは、少し体調を崩したりもしていたので、
そのリハビリも兼ねてという目的もあり。

 

それにしても、
この時期のお山は気持ちが良いね。
一度行ったら病みつきになってしまい、
その後、立て続けに3度行ってます。

 

今日は雨だから、
仕方がなくこんなことしてるけど、
梅雨入りする前までに、
あと数回行けたらいいな。

 

でも、本当に山が好きな人達は、
雨が降っても行ってるんだろうけどね。(笑)

 

※ 最後の一枚だけは、近くの公園でのセルフです。

 

100516_0906

 

100516_0906

 

TS3I0144

 

TS3I0152

 

100509_1123

 

TS3I0139

 

TS3I0139

 

TS3I0145

 

TS3I0151

 

TS3I0130

 

TS3I0168

 

TS3I0165

 

TS3I0159

2010.04.24
「一人旅」

名古屋と京都、
ぶらり一人旅、行きます。

 

そんなことをやってみたくて、
「ナイロンナイツ」始めたところもあるし。

 

昨年末や先日の鎌倉のライブ、
スケジュールが合わなくて、
仕方なく、
断念した人達もいるだろうしね。

 

そういう人達のためにも、
僕の方から出掛けて行くことにしました。

 

季節も爽やかな初夏だし、
一人旅には絶好の機会だからね。

 

ゆったりとした、味わい深い時間を、
みんなと過ごせたらいいなと思っています。

2010.04.14
「ナイロンナイツ・バンド」

たくさんのメールありがとう。
鎌倉に来てくれた人達、
みんなに楽しんでもらえたんだということが伝わり、
とても嬉しい気持ちです。

 

昼間も良いお天気だったから、
名所巡りや、
観光も満喫できた人もたくさんいたみたいだしね。

 

鎌倉という土地自体はもちろんのこと、
「歐林洞ギャラリーサロン」という、
あのホールの独特の雰囲気は、
アコースティックなライブには、
最高なシチュエーションなんだということも、
あらためて実感したライブでした。
一見、ゴージャスで厳粛なムードではあるけれども、
いざ演奏を始めると、
徐々にではあるけれども、
音楽への集中力を高めさせ、
暖かくミュージシャンを後押ししてくれるような、
そんな「気」が宿っているホールです。
これから毎年、やれたらいいなと思います。

 

「ナイロンナイツ・バンド」の演奏も素晴らしかった。
それぞれのミュージシャンが個性的で、
高い演奏力を持っていることは最初からわかっていたことで、
僕はその上で、いつも安心して自由に遊ばせてもらっていた。
でも今回は、何かが違っていた。
僕も含め、もっと高いところで「ひとつ」になっていた。
一人ひとりの音がはっきりと聞こえ、
個々のプレイにみんなが呼応して、
瞬時にして、
緻密にサポートしていくような、
今までにない、
一体感を感じることができた。

 

一人ひとりの個性が溶け合って、
ひとつの大きな塊となり、
今まで誰も聴いたことのない、
まったく新しいサウンドが出来上がった。
「ナイロンナイツ・バンド」は、
本当のバンドになった。
これは無意識だし、
予想外なことだっただけに、
本当に嬉しい出来事で、大いなる発見でした。

 

この愛すべき人達と、
あとどれくらい一緒に演奏できるのかは、
誰にもわからないことだけど、
その一瞬、一瞬を、真摯な気持ちで受け入れて、
全力で楽しんでいきたいと思います。

 

応援、よろしくね。

2010.04.05
「CONVERSE」

ゾディアックワークスの工房で、
ベースのペイントをしている時に、
職人でもあり、社長さんでもある松崎君が、
「ついでにコレもお願いします(笑)」
みたいな感じで、
すでにマスキングされたスニーカーを差し出してきた。
彼が自分のモノとして、
個人的に欲しかっただけみたいなんだけど。

 

ペイント乾燥後、
テープを剥がし、紐を通してみたら、
この仕上がり。

 

その後、
自慢げに渋谷のショップに飾っておいたら、
お客さんに売って欲しいって、言われて困ったらしい(笑)

 

でも、
これはきっと、
他にも欲しい人がいるに違いないと盛り上がり、
試しに、幾つか作って鎌倉に持って行こうか、
なんて話にもなったりして。

 

どう思う?

 

100327_1516

2010.04.05
「もうすぐだね」

みんなからのメールや手紙、
楽しく読ませていただいてます。

 

特に、地方の人達にとって、
鎌倉へのアクセスは、
けっして楽な道のりではないよね。
でも、みんなあの場所には、
特別な思いを持っていてくれてるので、
そういうことが文面から感じられる度に、
僕も本当に嬉しく思います。

 

アコースティックの場合は、
独特の選曲の自由があるし、
そういう中で、
新たなトライや発見も出来るので、
それも僕自身、
大きな楽しみの一つです。

 

みんなが笑顔で帰れるような、
明日から、また頑張っていこうって思えるような、
そういうライブになったらいいなと思っています。

 

コンバースへの期待も大きいようなので、
頑張ってペイントします。
だけど一つ一つ手作業なので、
時間もかかるし、
やっぱり数に限りは出てしまうけど。

 

ちなみに、サポートメンバーも、
じつは、鎌倉では初となる、
「ナイロンナイツ・バンド」
フルラインナップです。

 

Guitar    稲葉智
Percusson  松本直樹
Violin    雨宮麻未子
Chorus    DACHICO

 

それぞれ忙しいスケジュールの中、
僕のため、というより、
みんなのために、
またチカラを貸してくれることになりました。
音楽的な個性はもちろんだけど、
年齢差も、
男女の混合比も適度にあり、
もはや疑似家族な感じで、
不思議な居心地の良さを感じます。

 

来てくれる人、
全員の心に残るような、
そんな瞬間を、
みんなで作れるといいね。

2010.03.14
「歐林洞ギャラリーサロン」

2006年7月1日。鎌倉。
思い返せば、この日が初めて、
アコースティックなスタイルで演奏をやり始めた、
記念すべき最初のステージでした。
ソロの活動としては長過ぎるブランクの後なのに、
慣れないギターを手にして人前に出るとは、
無謀というか、
ずいぶん思いきったことをやってしまったなとも思うけど。
でも、あの日を境に、
自分と向き合う気持ちというか、
音楽に向かう姿勢というか、
何かが大きく変わったような気がします。
大袈裟な感じで言ってしまえば、
「解放」とか「自由」とか、
そんな感じだったかも。

 

去年は本来のベーシストに立ち返り、
2枚のアルバムの制作とライブで忙しなかったから、
久し振りのアコースティックなスタイル、
また新鮮な感じで楽しめそうです。
アコースティックだからと言っても、
喋り過ぎには要注意だけどね。(笑)
ともあれ、久し振りの同窓会、
倒れてしまった大銀杏の再生祈願も兼ねて、
古都鎌倉で春の息吹きを共有しよう。

 

楽しい時間にしようね。

2010.01.03
「2010年」

新しい年の幕開けです。

 

と、その前に、
昨年末のライブの感想、まだ伝えてなかったね。

 

実は大阪の翌日から数日間、
頭も身体も完全休止しちゃってました。
もちろん病気とかじゃないんだけど。
昨年は2つのアルバムの制作と本の出版、
それから2つのコンセプトの違うライブツアーと、
とにかく盛り沢山の一年で。
その締めくくりが大阪だったから。
すべて全力でやってきたことだったから、
終わったらちょっと、
魂が抜けたみたいになっちゃってました。

 

当たり前のことなんだけど、
新しい年を迎えてしまうと、
年末にやったことまで、去年のことになってしまう。
でも冷静に考えてみると、
たった数日前のことだったりするんだよね。
アルバム「Rave On」のリリースは10日前だし、
「キングコブラ」でのライブなんて、たった5日前だよ。

 

え~、何が言いたいのかというと、
「ちょっと寂しいな~」と、
そういう気持ち、ということです。
失敗してしまったことや、
恥ずかしかったこととかだったら、
去年のことだからと忘れてしまえばいいことだけど、
良いアルバムだし、
最高に楽しいライブだったからね。

 

「原点回帰」というキーワードから、
レコーディングもライブも完全な3ピースで徹し、
敢えて選んだパンキッシュな会場。
そして、同じ道を25年もずっと歩み続けてきた
孤高のバンド「PERSONS」との共演。
それは、それは、
予想をはるかに超えて盛り上がり、
最高のステージとなりました。
僕のファンだけでなく、
「PERSONS」のファンの人達も、
最後はひとつになって楽しんでくれていたと信じています。
だってステージ上の僕達も全員、最高に楽しんでいたから。

 

あらためて、お礼を言わせてください。
「PERSONS」のメンバー、
JILLさん、貢君、本田君、藤田君、
僕のバンドのサポートメンバー、
秀樹君、直樹君、
それから、
東京、大阪と足を運んでくれた皆さん、
本当にありがとう!
最高にエキサイティングで幸せな2日間でした。

 

ということで、
僕はまだまだ忘れられないんです。
去年のことだけど、
あの2日間のことが。
だから、新しい年を迎えたけれど、
新たな目標を持つというよりも、
このまま同じ気持ちで走り続けたい。
そう思っています。

 

今年はライブに集中したい。
そしてその中から、
新しい自分に出会いたい。

 

今年もよろしくです。

 

CYCLONE1

Photo by Kazutaka Kitamura(Player)

2010.12.25
「クリスチャンではないけれど」

当たり前のことだけど、
人は皆、平等ではない。

 

生まれ落ちる環境も様々だし、
身体的な特徴も様々だよね。

 

更にはその身に起こる出来事だって、
十人十色。

 

全身で至福を感じる時もあれば、
深い悲しみや虚しさに苛まれる時だってある。

 

もしくは、悲しみの日々の中に育ち、
何の救いも無いままに、人知れず、
ひっそりと閉じられる人生もあるのだろう。

 

人生の目的とは何か。
人間とは何か。
この世界とは何か。

 

本当の答えなんて誰も教えてくれないし、
じつは誰にもわからない。

 

だけど、この日だけは、
自分のことだけじゃなく、
自分の家族のことだけでもなく、
別の世界の人々にも想いを馳せて、
何かを誓えたらいいなと思う。
祈ることが出来たらいいなと思う。

 

せめてこの日だけでも…..

 

遅くなってしまったけれど、
ディナーショー、最高でした。
ありがとう。

 

20101225

2010.12.16
「Unclassifiable」

ネットで調べると、「未分類の奇形」
「ジャンル分けできないモノ」とあった。

 

何の話かというと、
「iTunes」にCDを読み込ませると、
いろいろな情報が表示されるけれども、
僕のファースト・ソロアルバム、
「YOROKOBI NO UTA」を取り込むと、
「ジャンル」の欄にこう表示される。

 

「Unclassifiable」と。

 

今まで誰も聞いたことのないような音楽、
自分が一番聞いてみたい幻のような音楽、
そういうモノを夢見ていた。
そういうモノを目指していた。
それが僕の、ソロワークの原点だった。

 

あれから20年過ぎ、
様々な試行錯誤の連続だったけれども、
音楽に対するそういう思いは、
いつも気持ちのどこかに必ず持ち続けてきた。

 

それはライブでも同じこと。
自分にしか出来ない、オリジナルな空間、
オリジナルな時間の流れ、
そういうことを、もっともっと突き詰めていきたい。

 

どんな会場であっても、
どんなシチュエーションであっても、
その時の自分を100パーセント解放したい。
それこそが自身の魂を揺さぶることであり、
何かを共有できる瞬間であり、
生きている「YOROKOBI 」だと思うから。

 

久し振りの高崎でのライブ、楽しみです。

2010.12.01
「無題」

京都や鎌倉でもなく、
束の間だけど、深大寺に癒されました。
紅葉、鮮やかでした。

 

TS3I0210

2010.11.29
「無題」

あらためまして、
NAGOYA、OSAKA、ありがとう。
楽しかった。

 

今日こそは、
一言も話さずに演奏を始めようって、
いつも思うんだけど、
でも、やっぱり無理だった。

 

楽屋からステージに上がって、
会場を見渡した瞬間、
みんなの顔を見た瞬間、
嬉しくて、口元がほころんでしまうんだ。
何か話し掛けたくなってしまうんだよ。

 

いつも来てくれてる人達はもちろん、
2度目の人、3度目の人、
それから、初めて遊びに来てくれたであろう人達、
みんなの期待を感じた瞬間、
嬉しくて、つい、口を開いてしまうんだよ。

 

早く笑顔が見たいからさ。

 

それぞれ、いろんな日常があると思う。
いろんなモノを、抱えていると思う。
でも、僕と一緒に過ごしている間だけは、
すべて忘れて楽しんでもらいたい。
ほっと安らぐ時間を作ってあげたい。

 

ナイロンナイツを始めてから、
そう思うようになってきた。

 

僕には音楽というツールがある。
だけど、それだけじゃ足りないんだ。
もっと、もっと…..

 

だから、気がつくと、
つい、ね。

2010.11.28
「おやすみなさい」

帰宅しました。

最高の2日間でした。
また、みんなに元気をもらいました。

いつもありがとう。

おやすみなさい。

 

101128_1120

2010.11.20
「もうすぐ」

寒くなってきたね。
ちょっと前までは、
Tシャツに上着くらいで大丈夫だったのに、
最近はもう、部屋の中でもウールが手放せません。

 

来週末は久し振りの名古屋、大阪です。
今回も一人旅なので、
いつも以上にまた、まったり、ゆったり、です。

 

大雑把に選曲はしてあるけれども、
その場の気分や、空気感を大切にしたいので、
臨機応変にやらせてもらおうかと思っています。
それも一人旅ならではの楽しみ方だから。

 

メールで質問などもいただいているので、
そういうことにお答えする時間も作ろうかなと。
コラムとか、
活字というか文字で答えてしまうと、
何だか公式なコメントみたいになってしまいそうだけど、
ライブ会場だったら、
世間話レベルで、軽く受け取ってもらえそうだしね。
「際どい質問」にも、その場のノリでお答え出来るかも。
なんてね。

 

ライブ当日まで、まだ少し時間があるので、
質問とか、聞いてみたいこととかあったら、
メールに書いて気軽に送ってみてください。

 

それでは、
インフルエンザとか、ノロウィルスとか気をつけて。
元気な姿で、会場でお会いしましょ。

 

楽しみです。

2010.10.16
「無題」

20年来の友人から、
こんなメールをいただきました。

 

 

「あの有名なピカソって、
あの人ほど絵画のスタイルを変えた画家っていないけど、
描くことに情熱を燃やし続けた人でしょ。
ココ・シャネルは常に新しいモードを作り出しても、
シャネル・スタイルは永遠のものになったわ。
いくらどんな技法を使っても、ピカソやシャネルが作り出すものは 変わらない。。。
昔はそれがなんのことかよくわからなかったけど、
松井さんのライブでそのことを思い出したの。
松井さんは、ずっーと松井常松なんだなぁって・・・
ベースでもアコギでも誰か別の人が歌っていても。
そんなこと当たり前なんだけど・・・」

 

 

ピカソやシャネルには、
ちょっと申し訳ない話だけど、
うれしい言葉でした。

 

自分の胸の内では、
いつもそう信じてやってきたことだけど、
他の人にはわかってもらえないと思っていたことだから。

 

でも、もしかしたら、
みんなもわかってくれているのかな。
だから変わらず、ライブに足を運んでくれるのかな。

 

どんなことがあっても、
何歳になっても、僕の本質は変わらない。
今までも、そして、これから先も。

 

ステージの上では、
いつも生身の松井常松です。

2010.10.06
「無題」

みんなからのメールやお手紙を読んでいると、
本当に、いろいろな人生があるんだなと思う。

 

手に入れたモノ、背負っているモノ、
楽しいこと、苦しいこと、
みんな、それぞれ違うんだけど、
でも、みんな頑張って、今日を生きている。
明日を、より良い日にしようと頑張っている。

 

僕も同じだよ。
みんなと同じだよ。

2010.09.19
「芸術の秋?かな」

少しずつ涼しくなってきたね。
みんな元気ですか。

 

スポーツの秋、芸術の秋とかいうけれども、
本当に、何をやっても気持ちのいい季節だよね。

 

晩秋の「ナイロンナイツ・アローン」のために、
今までアコースティックでは披露していなかった曲を、
いろいろとギター1本で探り始めています。

 

例えば、アルバム「DEEP SKY」以降の曲の中には、
リズムとベースを中心に作っていった曲が結構あって、
そういう曲を、歌とギターだけで再現するのは難しいな、
なんて思い、最初から手をつけていなかったんだけど。
少し前に「PICARESQUE」という曲をやって以来、
その作業が面白く感じ始めてきました。

 

「この曲の命は、このベースのリフだ!」
なんて、当時は得意になっていたものだけど、
今、こうしてギター1本でリトライしてみると、
特にそんなこともなく…
むしろ、歌詞とメロディの面白さに気づくことの方が多い。

 

曲が新しく生まれ変わっていく現場は、
あたかも、自分の魂も磨かれて、
シェイプアップしていくような高揚感に包まれます。
まあ、錯角なんだと思うけど。

 

それにしても、やっぱり音楽は深いな。

 

そんな当たり前のことを、
今更ながらに、再々発見している、今日この頃です。

2010.09.10
「ありがとう」

あらためまして、
みなさん、本当にありがとう。

 

申し訳ないくらい、
プレゼントもたくさんいただき、
またそれ以上に、
お祝のメールもたくさんいただきました。

 

いただいたメールには、
なかなか返信は出来ないけれども、
すべて、じっくりと読ませていただいています。

 

いつも励みにしています。
みんなの気持ちがうれしいです。

 

これからも、よろしくね。

2010.09.07
「帰宅しました」

今日はありがとう。
みんなのお陰で最高の誕生日になりました。
正確には1日先取りだけどね。

 

サプライズも嬉しかった。
また、たくさんパワーをもらいました。

 

いつもありがとう。

 

おやすみなさい…..

2010.09.06
「離れていても」

明日は久し振りの東京でのライブです。

 

メール、たくさんありがとう。

 

楽しみにしてるって言う人と、
平日だから行けなくて残念だという人と。

 

どちらの思いもちゃんと伝わっています。

 

来れない人達の心にも届きますように…

 

そういう思いでステージに上がり、
そういう気持ちで歌います。

 

だから、大丈夫。
「離れていても」大丈夫。

2010.08.27
「Tシャツ」

黒白反転 Tシャツ作ってます。
5枚だけだけど。

 

サイン入れて、
目黒の会場に持って行きます。

 

当たるといいね。

 

20100827

2010.08.24
「あの頃僕らは」

僕の出身地である、
高崎市が主催で開催された高校生バンドのコンテストに、
特別審査員という名目でご招待を受け、
参加させていただいて来ました。

 

みんな夏休みを返上して、
毎日この日のために頑張って来ていたわけだから、
その情熱が伝わらないはずがなく、
各バンドそれぞれの個性が輝いて、
完全燃焼している姿がとても美しかったです。
まるで高校球児達の熱戦を見ているような、
そんな清々しい気持ちにさせてもらった一日でした。

 

全バンドの演奏が終了し、
審査結果の発表までの20分間、
ゲストとしての演奏もさせていただきました。
といっても、ゆったり話しながらだから、
実際に演奏させていただいたのは2曲だけだけど。

 

「あの頃僕らは」を歌っていて、
とても不思議な気持ちになりました。
だって、僕にとっての「あの頃」は、
彼らにとっては「まさに今」なわけだから。

 

時を超えた空間の中で、
真剣な眼差しで聞いてくれている彼らの中に、
「あの頃」の自分を感じた瞬間でした。

2010.08.20
「ピックバッジ」

久し振りに覗いた代官山のあるお店で、
見つけてしまいました!
「ピックバッジ」

 

急いで帰宅して、 自分のピックでマネしてみたら、
ご覧のとおり、いい感じ。

 

皆さんにもお裾分けしましょう!

 

といっても、

 

数に限りもあることなので、

 

9/7のライブ会場限定とさせていただきます。
当日、遊びに来てくれた人達、
全員に、もれなくプレゼントします。

 

どうだい?
なかなかの男前だろ?

 

100820_2354

2010.08.02
「暑中お見舞い申し上げます」

毎日暑い日が続いているけど、
皆さんお元気ですか。

 

僕はちょっと気を抜いてしまい、
軽く夏風邪ぎみです。

 

今年はこのまま残暑も厳しいらしい。

 

身体からのサインに注意して、
疲れていたら無理をせず、ゆっくり休みましょう。

 

みんなの笑顔が僕の勇気の源だから。

 

来月、またみんなに会えるのを楽しみに、
この暑い夏を乗り越えていこうと思います。

 

TS3I0110

メールもありがとう。

2010.07.14
「無題」

いつもメールありがとう。
楽しく読ませてもらってます。

 

9月にライブ、計画中です。
久し振りの東京です。
いつもどうりのアコースティックライブです。

 

今週末には詳細を発表できると思うので、
楽しみにしていてください。

2010.06.16
「無題 」

今日は暑かったね。
みんな、どんな一日を過ごしていたんだろう。

 

ちなみに、僕は、
何にもしない一日でした。(笑)

 

鎌倉、名古屋、京都、
そして、前橋、
もれなく、全部、楽しかったな。

 

いつも思うことなんだけど、
僕は本当に幸せ者だなって。
それは人間だから、
たまには辛いことや悲しいこともあるよ。
でも、ステージに上がる度に、
みんなの笑顔を見る度に、
そんなこと全部忘れちゃうんだ。
今の自分が一番好きだって思うんだ。
過去のどんな瞬間の自分よりも、
今、この瞬間の自分が、一番好きだって思うんだ。

 

だから、早くまた、ライブやりたいです。
早くまた、みんなに会いたい。

 

そんな想いに耽り、
何にもしない一日でした。

 

100531_2100

2010.06.11
「ありがとう!名古屋、京都。 」

初めての一人旅、楽しかった。

 

いつもよりずっと近くに
みんなを感じることができたし、
いつも以上にリラックスして
自分を解放することができました。

 

メールもたくさんありがとう。
みんなの気持ち、心が嬉しかった。

 

また秋頃にでも、
ぶらりと行けたらいいなと思っています。
一人旅。

 

話は変わって、今週末は前橋です。
こちらは、もはやスタンダードとなった感もある、
「ナイロンナイツ・バンド」での演奏。
いつもの心強いメンバーに囲まれて、
僕自身、そのサウンドのワンピースとなって、
アンサンブルに溶け込みたい。

 

こちらもまた、楽しみです。

 

100606_1050

2010.05.23
「高尾山」

爽やかで、
気持ちのいい天気が続いていたので、

 

朝の公園をゆっくり散歩したり、

 

気まぐれに、
高尾山まで散策に行ったりしてました。

 

じつは、少し体調を崩したりもしていたので、
そのリハビリも兼ねてという目的もあり。

 

それにしても、
この時期のお山は気持ちが良いね。
一度行ったら病みつきになってしまい、
その後、立て続けに3度行ってます。

 

今日は雨だから、
仕方がなくこんなことしてるけど、
梅雨入りする前までに、
あと数回行けたらいいな。

 

でも、本当に山が好きな人達は、
雨が降っても行ってるんだろうけどね。(笑)

 

※ 最後の一枚だけは、近くの公園でのセルフです。

 

100516_0906

 

100516_0906

 

TS3I0144

 

TS3I0152

 

100509_1123

 

TS3I0139

 

TS3I0139

 

TS3I0145

 

TS3I0151

 

TS3I0130

 

TS3I0168

 

TS3I0165

 

TS3I0159

2010.04.24
「一人旅」

名古屋と京都、
ぶらり一人旅、行きます。

 

そんなことをやってみたくて、
「ナイロンナイツ」始めたところもあるし。

 

昨年末や先日の鎌倉のライブ、
スケジュールが合わなくて、
仕方なく、
断念した人達もいるだろうしね。

 

そういう人達のためにも、
僕の方から出掛けて行くことにしました。

 

季節も爽やかな初夏だし、
一人旅には絶好の機会だからね。

 

ゆったりとした、味わい深い時間を、
みんなと過ごせたらいいなと思っています。

2010.04.14
「ナイロンナイツ・バンド」

たくさんのメールありがとう。
鎌倉に来てくれた人達、
みんなに楽しんでもらえたんだということが伝わり、
とても嬉しい気持ちです。

 

昼間も良いお天気だったから、
名所巡りや、
観光も満喫できた人もたくさんいたみたいだしね。

 

鎌倉という土地自体はもちろんのこと、
「歐林洞ギャラリーサロン」という、
あのホールの独特の雰囲気は、
アコースティックなライブには、
最高なシチュエーションなんだということも、
あらためて実感したライブでした。
一見、ゴージャスで厳粛なムードではあるけれども、
いざ演奏を始めると、
徐々にではあるけれども、
音楽への集中力を高めさせ、
暖かくミュージシャンを後押ししてくれるような、
そんな「気」が宿っているホールです。
これから毎年、やれたらいいなと思います。

 

「ナイロンナイツ・バンド」の演奏も素晴らしかった。
それぞれのミュージシャンが個性的で、
高い演奏力を持っていることは最初からわかっていたことで、
僕はその上で、いつも安心して自由に遊ばせてもらっていた。
でも今回は、何かが違っていた。
僕も含め、もっと高いところで「ひとつ」になっていた。
一人ひとりの音がはっきりと聞こえ、
個々のプレイにみんなが呼応して、
瞬時にして、
緻密にサポートしていくような、
今までにない、
一体感を感じることができた。

 

一人ひとりの個性が溶け合って、
ひとつの大きな塊となり、
今まで誰も聴いたことのない、
まったく新しいサウンドが出来上がった。
「ナイロンナイツ・バンド」は、
本当のバンドになった。
これは無意識だし、
予想外なことだっただけに、
本当に嬉しい出来事で、大いなる発見でした。

 

この愛すべき人達と、
あとどれくらい一緒に演奏できるのかは、
誰にもわからないことだけど、
その一瞬、一瞬を、真摯な気持ちで受け入れて、
全力で楽しんでいきたいと思います。

 

応援、よろしくね。

2010.04.05
「CONVERSE」

ゾディアックワークスの工房で、
ベースのペイントをしている時に、
職人でもあり、社長さんでもある松崎君が、
「ついでにコレもお願いします(笑)」
みたいな感じで、
すでにマスキングされたスニーカーを差し出してきた。
彼が自分のモノとして、
個人的に欲しかっただけみたいなんだけど。

 

ペイント乾燥後、
テープを剥がし、紐を通してみたら、
この仕上がり。

 

その後、
自慢げに渋谷のショップに飾っておいたら、
お客さんに売って欲しいって、言われて困ったらしい(笑)

 

でも、
これはきっと、
他にも欲しい人がいるに違いないと盛り上がり、
試しに、幾つか作って鎌倉に持って行こうか、
なんて話にもなったりして。

 

どう思う?

 

100327_1516

2010.04.05
「もうすぐだね」

みんなからのメールや手紙、
楽しく読ませていただいてます。

 

特に、地方の人達にとって、
鎌倉へのアクセスは、
けっして楽な道のりではないよね。
でも、みんなあの場所には、
特別な思いを持っていてくれてるので、
そういうことが文面から感じられる度に、
僕も本当に嬉しく思います。

 

アコースティックの場合は、
独特の選曲の自由があるし、
そういう中で、
新たなトライや発見も出来るので、
それも僕自身、
大きな楽しみの一つです。

 

みんなが笑顔で帰れるような、
明日から、また頑張っていこうって思えるような、
そういうライブになったらいいなと思っています。

 

コンバースへの期待も大きいようなので、
頑張ってペイントします。
だけど一つ一つ手作業なので、
時間もかかるし、
やっぱり数に限りは出てしまうけど。

 

ちなみに、サポートメンバーも、
じつは、鎌倉では初となる、
「ナイロンナイツ・バンド」
フルラインナップです。

 

Guitar    稲葉智
Percusson  松本直樹
Violin    雨宮麻未子
Chorus    DACHICO

 

それぞれ忙しいスケジュールの中、
僕のため、というより、
みんなのために、
またチカラを貸してくれることになりました。
音楽的な個性はもちろんだけど、
年齢差も、
男女の混合比も適度にあり、
もはや疑似家族な感じで、
不思議な居心地の良さを感じます。

 

来てくれる人、
全員の心に残るような、
そんな瞬間を、
みんなで作れるといいね。

2010.03.14
「歐林洞ギャラリーサロン」

2006年7月1日。鎌倉。
思い返せば、この日が初めて、
アコースティックなスタイルで演奏をやり始めた、
記念すべき最初のステージでした。
ソロの活動としては長過ぎるブランクの後なのに、
慣れないギターを手にして人前に出るとは、
無謀というか、
ずいぶん思いきったことをやってしまったなとも思うけど。
でも、あの日を境に、
自分と向き合う気持ちというか、
音楽に向かう姿勢というか、
何かが大きく変わったような気がします。
大袈裟な感じで言ってしまえば、
「解放」とか「自由」とか、
そんな感じだったかも。

 

去年は本来のベーシストに立ち返り、
2枚のアルバムの制作とライブで忙しなかったから、
久し振りのアコースティックなスタイル、
また新鮮な感じで楽しめそうです。
アコースティックだからと言っても、
喋り過ぎには要注意だけどね。(笑)
ともあれ、久し振りの同窓会、
倒れてしまった大銀杏の再生祈願も兼ねて、
古都鎌倉で春の息吹きを共有しよう。

 

楽しい時間にしようね。

2010.01.03
「2010年」

新しい年の幕開けです。

 

と、その前に、
昨年末のライブの感想、まだ伝えてなかったね。

 

実は大阪の翌日から数日間、
頭も身体も完全休止しちゃってました。
もちろん病気とかじゃないんだけど。
昨年は2つのアルバムの制作と本の出版、
それから2つのコンセプトの違うライブツアーと、
とにかく盛り沢山の一年で。
その締めくくりが大阪だったから。
すべて全力でやってきたことだったから、
終わったらちょっと、
魂が抜けたみたいになっちゃってました。

 

当たり前のことなんだけど、
新しい年を迎えてしまうと、
年末にやったことまで、去年のことになってしまう。
でも冷静に考えてみると、
たった数日前のことだったりするんだよね。
アルバム「Rave On」のリリースは10日前だし、
「キングコブラ」でのライブなんて、たった5日前だよ。

 

え~、何が言いたいのかというと、
「ちょっと寂しいな~」と、
そういう気持ち、ということです。
失敗してしまったことや、
恥ずかしかったこととかだったら、
去年のことだからと忘れてしまえばいいことだけど、
良いアルバムだし、
最高に楽しいライブだったからね。

 

「原点回帰」というキーワードから、
レコーディングもライブも完全な3ピースで徹し、
敢えて選んだパンキッシュな会場。
そして、同じ道を25年もずっと歩み続けてきた
孤高のバンド「PERSONS」との共演。
それは、それは、
予想をはるかに超えて盛り上がり、
最高のステージとなりました。
僕のファンだけでなく、
「PERSONS」のファンの人達も、
最後はひとつになって楽しんでくれていたと信じています。
だってステージ上の僕達も全員、最高に楽しんでいたから。

 

あらためて、お礼を言わせてください。
「PERSONS」のメンバー、
JILLさん、貢君、本田君、藤田君、
僕のバンドのサポートメンバー、
秀樹君、直樹君、
それから、
東京、大阪と足を運んでくれた皆さん、
本当にありがとう!
最高にエキサイティングで幸せな2日間でした。

 

ということで、
僕はまだまだ忘れられないんです。
去年のことだけど、
あの2日間のことが。
だから、新しい年を迎えたけれど、
新たな目標を持つというよりも、
このまま同じ気持ちで走り続けたい。
そう思っています。

 

今年はライブに集中したい。
そしてその中から、
新しい自分に出会いたい。

 

今年もよろしくです。

 

CYCLONE1

Photo by Kazutaka Kitamura(Player)