少しずつ涼しくなってきたね。
みんな元気ですか。
スポーツの秋、芸術の秋とかいうけれども、
本当に、何をやっても気持ちのいい季節だよね。
晩秋の「ナイロンナイツ・アローン」のために、
今までアコースティックでは披露していなかった曲を、
いろいろとギター1本で探り始めています。
例えば、アルバム「DEEP SKY」以降の曲の中には、
リズムとベースを中心に作っていった曲が結構あって、
そういう曲を、歌とギターだけで再現するのは難しいな、
なんて思い、最初から手をつけていなかったんだけど。
少し前に「PICARESQUE」という曲をやって以来、
その作業が面白く感じ始めてきました。
「この曲の命は、このベースのリフだ!」
なんて、当時は得意になっていたものだけど、
今、こうしてギター1本でリトライしてみると、
特にそんなこともなく…
むしろ、歌詞とメロディの面白さに気づくことの方が多い。
曲が新しく生まれ変わっていく現場は、
あたかも、自分の魂も磨かれて、
シェイプアップしていくような高揚感に包まれます。
まあ、錯角なんだと思うけど。
それにしても、やっぱり音楽は深いな。
そんな当たり前のことを、
今更ながらに、再々発見している、今日この頃です。